第7回軍港都市史研究会
軍港都市の修史事業
日程:2016(平成28)年7月23日(土)~24日(日)
会場:ヴェルクよこすか(横須賀市日の出町1丁目5)
主催:軍港都市史研究会 共催:首都圏形成史研究会 後援:地方史研究協議会
開催趣旨
当研究会は、2009年3月から本格的な活動を開始し、地域と軍港に関する多様なテーマを取り上げて研究を進め、『軍港都市史研究 舞鶴編』を皮切りに、その成果の刊行に努めてきました。佐世保編の刊行を最後に、継続してきた研究会の幕引きを考えていたところ、横須賀市の市史編さん事業が終了するときと重なりました。
横須賀市の市史編さん事業は、事業終了後、市史資料室(仮称)として継承される予定でしたが、急きょ閉鎖される方針に変更されました。市内のみならず全国から寄贈された資料の行方が、強く懸念されています。地域と市民の現在は、「正負」を含め、先人の営みの上に立っていることは言うまでもありません。その遺産を常に掘り起こし、その意味する所を明らかにし、次代に引き継いで行くのは、今を生きているものの務めです。
こうした視点から、当研究会を急きょ横須賀市で開催することとし、軍港都市の歴史を明らかにする通常の研究会に加え、他の軍港都市の状況を知り、さらに軍港となる以前の地域の歴史の豊かさを明らかにし、伝えることの大切さを考える機会にしたいと考えております。 (代表/上山和雄)
《プログラム》
★7月23日(土)
◎第1部 研究報告
第1報告 高村聰史/軍港都市横須賀の中の陸軍 13:30~14:25
第2報告 北沢 満/軍港都市と菓子―佐世保の事例 14:25~15:20
第3報告 大豆生田稔/戦時の軍港都市財政―横須賀市財政の展開 15:20~16:15
◎第2部 横須賀市の修史事業
1 横須賀市からの報告 16:30~16:40
2 呉市・佐世保・舞鶴市からの報告 16:40~17:00
3 討論とまとめ 17:00~17:30
★7月24日(日)
◎研究報告
第1報告 木庭俊彦/佐世保の商工業者 10:00~10:55
第2報告 中村崇高/郡役所廃止と海軍志願兵制度の変容 10:55~11:50
第3報告 谷澤 毅/ドイツの軍港都市キールの近現代 13:00~13:55
会場案内
※京浜急行 横須賀中央駅 徒歩5分

■2016年5月14日
東日本大震災関連シンポジウム「大震災からの復興と歴史・文化の継承」
■2015年6月6日
首都圏形成史研究会創立20周年記念シンポジウム「首都と首都圏」(地方史研究協議会後援)」
■2014年11月29日
松本市文書館見学会・シンポジウム「基礎的自治体の文書館の現状と課題」
■2014年3月5日
「首都圏形成史研究会第91回研究例会〔シンポジウム〕「歴史災害を伝える―“災害史”展示の現状と課題―」(地方史研究協議会後援)」
■2014年1月26日
「基礎的自治体の博物館・資料館の使命と役割2-「地方史研究協議会版 地域博物館指標」を考える-」
■2013年6月15日
「ピースおおさかのリニューアルに府民・市民の声を!シンポジウム」
■2012年6月16日
「歴史教科書いままでとこれから PARTⅧ」
■2012年6月9日
「災害と歴史資料の保存-何のため・誰のために遺すのか-」
■2011年6月11日
「歴史教科書いままでとこれから PARTⅦ」
■2011年6月4日
「歴史資料の保存と地方史研究」
■2010年12月11日、12日
第2回国際常民文化研究機構国際シンポジウム
■2009年11月23日
「陵墓公開運動30年の総括と展望」
■2009年11月1日
「基礎的自治体の博物館・資料館の「使命と役割」-地方史研究協議会版評価基準作成へ向けて-」
■2008年3月15日
「歴史教科書 いままでとこれからⅣ」
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